【南大阪】近大付10年ぶりV王手 プロ注目の大石が2失点完投

[ 2018年7月26日 14:17 ]

第100回全国高校野球選手権南大阪大会準決勝   近大付4―2大体大浪商 ( 2018年7月26日    シティ信金スタ )

<大体大浪商・近大付>大体大浪商を破り決勝進出を決め笑顔を見せる近大付・大石(撮影・後藤 正志)
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 近大付が2008年以来10年ぶりの夏出場へ王手をかけた。プロ注目の最速141キロ左腕・大石晨慈投手(3年)が9回を被安打9の5奪三振、2失点で完投した。

 近大付は初回に2点を先制。2回に同点に追いつかれたが、6回に道正陸人内野手(3年)の左前適時打で2点を勝ち越し、そのまま逃げ切った。同じくプロ注目の大体大浪商・立石健投手(3年)との投げ合いを制した大石は「負けたらここまできた意味がないので」と汗をぬぐった。

 昨秋の大阪大会4回戦でも大体大浪商を破っている近大付。名門校で1年夏から「1」を背負う大石について、藤本博国監督は「最後までよく粘った。緊迫したゲームで気持ちを切らさず投げてくれた」とねぎらった。

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