【大分】藤蔭28年ぶり甲子園 エース市川「感謝」の123球

[ 2018年7月26日 05:30 ]

第100回全国高校野球選手権記念大分大会決勝   藤蔭1―0柳ケ浦 ( 2018年7月25日    別大興産スタジアム )

 藤蔭のエース市川が123球の無四球完封で、原秀登監督を「28年ぶり」の甲子園に導いた。4回無死一、二塁を切り抜けると、6回の1点を守り抜いた。準決勝までの4試合で、13失点だっただけに「今までどれだけ打たれても、打線が点を取ってくれた。まずは感謝したい」と謙虚に語った。

 前回90年の出場時に「1番・遊撃」で主将として開会式で選手宣誓したのが、原監督だった。試合は1回戦で敗退。今度は指揮官として初采配を振る。「こんな経験ができるとは。次こそ、校歌を歌ってみたい」。教え子とともに28年前の忘れ物を取りにいく。

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2018年7月26日のニュース