中日3連敗 小笠原の続投も…森監督「白黒、自分ではっきり付けさせる方が良い」

[ 2018年4月28日 17:46 ]

セ・リーグ   中日1-6DeNA ( 2018年4月28日    ナゴヤD )

<中・D>中日先発のの小笠原
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 継投策か続投か――。対照的な采配が明暗を分けた。中日はDeNAに1―6で敗れ、3連敗。

 先発・小笠原が7回までは2安打1失点9奪三振と好投も、1―1の8回に先頭・神里に左前打を許すと、1死満塁から筒香の走者一掃となる中越え二塁打で勝ち越され、続くロペスには2ランを被弾。「何もありません」と唇をかんだ。

 敵将・ラミレス監督は6回まで1失点と好投していた先発・石田に代え、7回から井納をマウンドに送る継投策を選択。

 一方、森監督は8回も先発・左腕を続投させた。もちろん、同点の7回に1死二塁と絶好機をつくった際は「スコアリングポジションで(小笠原)慎之介に回ってきていたら、そんなにチャンスがあったわけでない。代えて動かないとというのはあった」と代打策を考えていたが、前の打者の大野奨が二直に倒れ、二塁走者の福田が飛び出していたため痛恨の併殺プレーとなり、この回が終了。

 1―1のまま8回を迎え、指揮官は「白黒、自分ではっきり付けさせる方が良い。それが俺の考え。できるだけ先発投手に勝ちが付くのが一番」と小笠原に白星が付くことを願い、マウンドに送り込んだ。

 ただ、結果的に8回の1イニングだけで5失点。森監督は「あそこは1つ、先発投手として超えるか超えないか」と壁を打ち破り、真のエースに成長することを願った。

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2018年4月28日のニュース