ダル 今季初勝利ならず 6回自責0もリリーフ陣がリード守れず

[ 2018年4月28日 05:42 ]

ナ・リーグ   カブス3―2ブルワーズ ( 2018年4月27日    シカゴ )

ブルワーズ戦に先発したダルビッシュ(AP)
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 カブスのダルビッシュ有投手(31)が27日(日本時間28日)のブルワーズ戦に先発し、6回106球を投げて3安打1失点(自責0)、8奪三振の好投。今季初勝利の権利を持って救援陣に後を託したが、7回に同点に追いつかれ、5試合目の登板でも今季初白星はならなかった。

 初回に右翼・ヘイワードの失策で1死三塁のピンチを背負ったダルビッシュ。3番・アギュラーに犠飛を打たれて先制点を許した。

 しかし、裏の攻撃で打線が反撃。1番・アルモラ、2番・バエス、3番・リゾの3連打であっという間に2点を奪い逆転に成功した。

 2回を3者凡退に抑えたダルビッシュは、3回、4回も危なげない投球。今季3度KOされている“鬼門”の5回には、投手のスーターに安打を許して2死一、二塁のピンチを迎えたが、2番・イエリチを投ゴロに斬って無失点で切り抜けた。

 6回もスコアボードに0を刻んだダルビッシュは、この回限りで降板。しかし、7回から登板した2番手のシーシェクが満塁のピンチを招き、3番手ダンシングが右犠飛を許し同点に追いつかれ、白星は付かなかった。

 試合は3―2でカブスが勝った。

 ▼ダルビッシュの話(今季初勝利は手にできなかったが)カブスが勝ったという結果の中で、自分がその一部になれればいい。自分のできることを謙虚に一日一日やっていきたい。

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2018年4月28日のニュース