元虎戦士の田中慎太朗さん リネン業界に転身!球団承認「わっしょい型抜きタオル」作りました

[ 2018年4月28日 22:08 ]

「わっしょい型抜きタオル」を手に笑顔の田中慎太朗さん
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 元阪神タイガースの選手で「株式会社 フロンティアリネンサプライ」の代表取締役を務める田中慎太朗さん(32)が28日、同社で手がける球団承認のタオル商品のPRのため甲子園球場を訪問した。

 内野手の田中さんは立正大から07年に球団初の育成選手として入団。11年に現役を引退を決意し、野球界から離れた。「―サプライ」で主に、月に多くて数万枚のタオル等を仕入れ、病院、介護施設、ホテルなどにリースしていた中で「繊維商品を使って何かできないか」と思い立って、新たな事業への準備を始めた。

 繊維商社の担当者と話し合いを重ねる中で「やっぱりタイガースだなと。それも普通じゃないものを作りたかった」と“古巣”の承認をもらった上で、タオル商品の製作に取りかかった。今回、新商品として発売しているのは「わっしょい型抜きタオル」。「テレビでタイガースの試合を見ていると“わっしょい、わっしょい”というあの応援が一番すごい」と、球場が一体となるチャンステーマをモチーフに。型抜きのタオルに、大きくプリントされた「わっしょい」がポイントだ。

 4月中旬から球団の公式サイトで販売されている。5月中旬には穴が空いていて、簡単に首に巻くことができる「どこでもリンクマフラータオル」も発売予定。田中さんは「お世話になったタイガースを少しでも後押しできれば」と、バットではなく、タオルで恩返ししていくつもりだ。

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2018年4月28日のニュース