金本監督“鬼門”突破へミス撲滅厳命「やっぱり守り」

[ 2018年4月28日 05:30 ]

練習を見つめる金本監督
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 阪神・金本監督は鬼門突破に向け、ミス撲滅を厳命した。

 「打線は打っているけど、やっぱり守り」

 昨季、マツダスタジアムでのチーム打率・276はセ・リーグ本拠地の球場別でも2番目に高い。それでも、3勝8敗1分けで各カードの勝ち越しは一度もなし。その要因の一つがミスで、特に守備のミスが影響した。

 「内野の慣れないグラウンドとか。簡単なフライのミスとか、スローのミスとか。それでここ2年はやられているイメージだから」

 実際に昨季、同球場では12試合で13失策を記録。ある程度の得点は期待できるだけに、無駄な失点を防ぐことができれば勝利は近づく。

 「ここでは点を取れているからね。自信を持って、どっしり腰を据えて、点を取って。あとはミスをしないこと」

 思えば、昨季の黄金週間では舞台こそ違うが、9点差を大逆転するなどして首位に立った。今年は敵地で強い猛虎を見せつける。(山本 浩之)

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