西武・菊池6回無失点 球団新の開幕戦から先発5戦5勝「どこのチームにも負けたくない」

[ 2018年4月28日 17:01 ]

パ・リーグ   西武7―3楽天 ( 2018年4月28日    メットライフD )

<西・楽>西武先発の菊池は6回を投げ無失点
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 西武・菊池雄星投手(26)が28日にメットライフドームで行われた楽天4回戦に先発。6回3安打無失点で勝利投手となり、開幕戦から先発で5戦5勝の球団新記録を達成した。

 米大リーグのスカウトが熱視線を送る中、菊池は2016年5月25日の登板から12戦全勝と抜群の相性の楽天打線を翻弄。最速152キロの直球に、切れ味鋭い変化球を織り交ぜ、凡打の山を築き上げた。

 初回、いきなり先頭の茂木に右前打されたが、続く渡辺を捕ゴロ併殺に仕留めてリズムに乗り、今江を空振り三振。2、3、4回はいずれも3者凡退に抑えた。5回1死からは岡島、ペゲーロを空振り三振。初めて得点圏に走者を背負った6回2死二塁では渡辺直を二ゴロに打ち取り、マウンドを降りた。

 試合後、菊池はヒーローインタビューで「前回、前々回と5点取られていたので、きょうは自分のピッチングをしようと思った。流れを相手に渡さないように、先制点をやらないように投げた」と納得の表情。6回71球で降板したことについては「次、中5日で行くため」と表情を引き締め、楽天戦13連勝には「特別な意識はない。どこのチームにも負けたくない」とどん欲な姿勢を見せていた。

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