ソフトB東浜、9連戦初陣先発 得意の京セラDで快投誓う

[ 2018年4月28日 05:30 ]

キャッチボールをする東浜
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 ソフトバンク・東浜巨投手(27)が、28日からの9連戦初戦となるオリックス戦に先発する。27日は大阪市内で調整し、今季4度目の登板に備えた。昨季2戦2勝と相性のいい京セラドームで、チームを勢いづける投球を誓った。

 ショートダッシュに続いて、強めのキャッチボール。登板前日のルーティンをこなした東浜は「どの相手でも同じように臨むだけ。(9連戦の)頭という意識より、打者一人一人に集中して投げたい」と静かに闘志を燃やした。

 今季は3試合に登板し1勝2敗。計6本塁打を許すなど、一発をいかに防ぐかが課題となっている。「(石川)柊太がお手本のような投球。見習わないといけないところはたくさんある」と、26日の西武戦で8回3安打1失点で強力打線を封じた石川の投球を参考に、内角を攻め、緩急を使う投球を心がける。

 登板予定だった24日の西武戦(北九州)は雨天中止となり、中10日での先発となる。2度のブルペン投球をこなし「もう一度仕切り直し。体をつくることに重きを置いてきた」と調整は順調だ。チームは現在11勝9敗の3位。首位・西武を4・5ゲーム差で追いかける。序盤の戦いを左右する9連戦の初戦を託した工藤監督は「頭を取った方が、次に投げる投手にいいイメージを持ってもらえる」と期待を寄せた。

 岩崎、サファテが離脱中とあって、倉野投手統括コーチは「先発が頑張り時。1イニングでも長くという気持ちでいってほしい」と話した。東浜は昨季の京セラドームでのオリックス戦は2戦2勝。「しっかり腕を振ってコントロールできるかだと思う」と試合をつくることをテーマに、マウンドに上がる。石川に続く快投を見せ、チームを勢いづける。 (川島 毅洋)

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2018年4月28日のニュース