金本監督ホッ!能見 さすがの修正力や 前回6失点から5回1失点

[ 2018年3月15日 05:30 ]

オープン戦   阪神2―3ヤクルト ( 2018年3月14日    甲子園 )

<神・ヤ>5回1失点と安定感たっぷりの投球を披露した能見
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 誰もが安心感を持ったはずだ。阪神・能見が14日、ヤクルトとのオープン戦(甲子園)に先発し5回3安打1失点(自責0)の好投。ベテランらしい高い修正能力を発揮し、立ちこめていた周囲の不安を快投で振り払った。

 「腕をしっかり振れるように心がけて臨んだ。梅野とも話をして、しっかりコースを突くところと、緩急、いろんなものを織りまぜながらボールを、より良く見せることをテーマに臨んだ」

 明確な課題を持ち、テンポ良く腕を振った。初回、先頭の山田をフルカウントから外角高め直球で空振り三振。2死後、バレンティンも140キロで空を切らせ、直球を決め球にヤクルト打線の中核を担う2人を封じた。

 3回に味方の失策も絡んで招いた1死二、三塁のピンチで山田に中犠飛を許して失点したが4回2死まで無安打投球。4、5回はともに2人の走者を背負ったが、崩れることなく5回1失点にまとめ、先発としての役割を果たした。

 軸となる直球を「より良く」グレードアップさせたのは、110キロ台のチェンジアップだった。「梅野がチェンジアップを緩球として使いながら(配球)してくれたので真っすぐも、より速く見せることができた」。女房役の好リードもあり、最速140キロを“剛球”へと変身させた。

 開幕ローテーション入りは内定しているが、前回登板した4日ソフトバンク戦は初回に松田に満塁アーチを浴びるなど3回5安打6失点と打ち込まれた。一抹の不安を残す内容だっただけに「前回のことがあるので、同じように繰り返すことはできなかった」と話し、きっちりと挽回してみせた。13日の同戦で先発した藤浪が3回1/3を投げ6失点していたこともあり、チーム最年長投手の好投に、金本監督も「ボールの勢いも前回より良かった。本当、ひと安心」と胸をなで下ろした。

 昨季は3試合で防御率4・70だったように、ヤクルト戦は通算42試合で11勝16敗、防御率4・00と分が悪い相手だった。ベストメンバーに近い敵軍を圧倒したことで、修正能力の高さが際立つものとなった。加えて、シーズン中の“ツバメ斬り”にも期待を抱かせた。

 「(今後は)無駄な四球は出さないようにしたい。元気な姿を見せ続けていかないといけない」

 虎のローテーションに、能見篤史の名はやはり欠かせない。(遠藤 礼)

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