中日・松坂 4・4巨人戦先発内定 4208日ぶり日本先発マウンド

[ 2018年3月15日 05:35 ]

オープン戦   中日3―5西武 ( 2018年3月14日    ナゴヤドーム )

<中・西>3回5四死球も2失点の松坂
Photo By スポニチ

 中日の松坂大輔投手(37)が開幕5試合目となる本拠・ナゴヤドームでの4月4日巨人戦の先発が内定したことが14日、分かった。この日は古巣・西武戦に先発し3回3安打、5四死球を与えながら2失点と粘投。25日のロッテ戦(ナゴヤドーム)での最終登板を経て、西武時代の06年9月26日ロッテ戦以来、4208日ぶりとなる日本での公式戦の先発マウンドに立つ。

 球数を投げられることは証明してみせた。古巣・西武相手に3回までに出した走者は8人。76球を要したが、2失点に食い止めた。

 「ブルペンから球が暴れていて、試合に入ってもそのままだった。今日収穫があると言えるのは球数を投げたこと」

 自虐的に振り返ったが、不安視されていた右肩のスタミナは問題なかった。50球を超えた3回も粘った。先頭・源田の左翼線二塁打を皮切りに四球、自身の野選で無死満塁。初回、先制打を浴びた浅村を外角カットボールで二ゴロ併殺に仕留めた。その後も連続死球で再び迎えた満塁のピンチで崩れず、最少失点で切り抜けた。「走者を出しながら0点に抑えたかった」と悔しさものぞかせたが、最後まで腕を振ることができた。

 実戦3戦目で初めてワインドアップも実践した。「感覚が良くなくても振りかぶっていこうと思った」と意識し、最速は143キロを記録した。さらに右打者の内角へのスライダーも試し、シュート、カットボールを内外角に散らした。「ボールを動かしながら打ち取ることを考えたい」という投球スタイルで、西武時代の先輩でもある松井は2打席ともに右飛に抑えた。

 森監督は「こちらとすれば予定通り来ている。内容は別にして、順調と言えば順調」と話した。松坂が順調に復活ロードを歩んでいることを受け、日米通算164勝右腕の開幕スケジュールは固まった。次戦は中10日で25日のロッテ戦に先発予定。指揮官は「次はイニング、球数を増やす」と話し、4、5イニングをめどに登板する。右肩など体調に問題が出なければ、開幕5戦目、本拠地開幕カードの2戦目にあたる4月4日の巨人戦に向かう。中9日と十分な期間を設け、先発マウンドに立つ。

 巨人戦は06年6月2日以来だが、日本シリーズも含めて1勝3敗と負け越している。公式戦先発も同年9月26日のロッテ戦以来だ。150キロを超える直球で相手打線をねじ伏せるかつての投球はできない。本人も覚悟を決めている。

 「きれいに投げようとも、投げられるとも思っていない」

 復活への第一歩は名古屋から始まる。

続きを表示

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2018年3月15日のニュース