DeNA2年目右腕・綾部、球団8人目のプロ初登板初先発初勝利 11年加賀美以来

[ 2017年10月3日 20:36 ]

セ・リーグ   DeNA3―1中日 ( 2017年10月3日    横浜 )

<D・中>5回2死一塁、高橋を三ゴロに仕留めガッツポーズを見せ引き揚げる綾部
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 DeNA先発の綾部翔(20)が2年目でプロ初登板初先発を果たし、中日打線を相手に5回4安打無失点に抑え、プロ初勝利を挙げた。プロ初登板初先発で初勝利をマークしたのは、球団では2011年の加賀美希昇以来、8人目となった。

 初回から2者連続三振を含む三者凡退に抑えて好スタートを切ると、その裏には、新人細川の高卒新人選手としては史上6人目の初打席本塁打となる3ランで先制。2回からは毎回安打を許すも連打と長打を許さない、プロ初登板の20歳らしからぬ落ち着いた投球を披露。スコアボードに「0」を並べたまま、6回からはリリーフ陣にマウンドを譲った。6回からは飯塚、田中健、須田、エスコバーの継投で逃げ切り、2年目右腕にプロ初勝利をもたらした。

 綾部は2軍で今季5勝7敗、防御率4.55という成績を残し、満を持して一軍抜てき。マウンドに送り込んだラミレス監督の43歳の誕生日を勝利で飾った。

 中日のドラフト2位ルーキー京田は、58年の長嶋茂雄氏がマークしたセ・リーグ新人安打記録「153」安打まであと「5」としていたが、この日は4打席に立って無安打に終わった。

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