鹿児島サニクリーン延長激闘の末V 史上初の同会社対決制した

[ 2017年10月3日 05:30 ]

スポニチ主催高松宮賜杯第61回全日本軟式野球大会2部最終日 ( 2017年10月2日    静岡県四ツ池公園浜松球場ほか )

優勝した鹿児島サニクリーンのナイン
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 準決勝、決勝が行われた。軟式野球史上初の同会社対決となった決勝は、鹿児島サニクリーン(鹿児島)が延長10回の末に大分サニクリーン(大分)を下し、29年ぶり2度目の鹿児島県勢の優勝となった。鹿児島サニクリーンには高松宮賜杯と優勝メダル、スポーツニッポン杯などが贈られた。

 鹿児島サニクリーンが激闘の末に、サニクリーン対決を制して頂点に立った。一時は4点リードも9回に同点に追いつかれる苦しい展開。それでも延長10回に1点を勝ち越し、最後はエースで主将の行徳がしのいだ。

 創部2年目での優勝に鬼丸英志監督は「創部当時は野球経験者が3人だけだったが、本当に成長した。全員野球で頑張ってくれた」と感極まった。最優秀選手に選ばれた行徳は「絶対に優勝するという気持ちでみんなで戦った」と振り返った。

 ▼大分サニクリーン黒木順昭監督 この大会を通じて、チームが成長したと思う。

 【表彰選手】

 ◇最優秀選手賞 行徳裕貴(鹿児島サニクリーン)

 ◇優秀選手賞 大瀬浩平(鹿児島サニクリーン)

 ◇敢闘選手賞 三好銀次(大分サニクリーン)

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2017年10月3日のニュース