阪神・西岡 2軍戦で全開弾&走って2盗塁 1軍昇格へ前進

[ 2017年7月6日 05:30 ]

ウエスタン・リーグ   阪神2―0ソフトバンク ( 2017年7月5日    タマスタ筑後 )

 左アキレス腱断裂からの完全復活を目指す阪神・西岡が5日、ウエスタン・リーグのソフトバンク戦(タマスタ筑後)に「1番・遊撃」で先発出場し実戦復帰後、初本塁打を放った。

 1点リードの8回無死、右腕・小沢から右越えにソロアーチ。初回には左前打で出塁し2盗塁を記録するなど先制点を演出。長打を見せ、打って走ってフル出場し、回復ぶりを猛アピールした。

 昨年7月20日巨人戦で大ケガを負い、苦しいリハビリを乗り越え5月30日の同戦で実戦復帰を果たした。「勝負は始まっています。競争の中で、1軍まで勝ち上がることを目標に置いている。まだ、野球を奪われないことが運が良かった」と話していた男が、いよいよ全開モードに入った。

 金本監督は昇格条件について「2〜3試合連続フル出場」と説明している。6日の同戦も守備に就く予定。実戦復帰後16試合で打率・396と好調をキープしており、早期昇格へ、また一歩前進した。

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2017年7月6日のニュース