巨人・高木京 復帰から3カ月、1軍で投げてこそ本当の「恩返し」

[ 2017年7月6日 10:00 ]

3月28日にチームに合流した巨人・高木京
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 あれから約3カ月がたった。野球賭博問題でNPBから1年間の失格処分を受けていた高木京介投手(27)が、巨人と育成契約を結んで復帰したのが3月末。夏の日差しで日焼けした背番号「028」は現在、支配下登録という本当の意味での「復帰」を目指す日々を送っている。

 巨人復帰時の体重は78キロで、失格処分を受ける前から10キロも落ちた。「体重は85キロにまで戻りました。体力も気力も戻ってきています。1年間のブランクがあると、こんなにも体力が落ちてしまうのかと実感していますが、今は野球ができることが本当に幸せです」。球の力やキレ、ゲーム感覚を取り戻しつつあり、7月5日時点でイースタン・リーグでは10試合に登板し、1勝0敗(防御率5・40)という成績だ。

 過去が消えることはない。どんな批判があっても全てを受け入れ、もう一度檜舞台に上がるという強い決意を胸に復帰を申請した。「本当に多くの方に迷惑や心配をかけてしまいました。とにかく結果で恩返しをするしかない。野球選手なので、それしかない」。視線はしっかり前を向いている。

 育成選手が支配下登録される期限が7月末に迫っている。高木京の支配下登録へのハードルは低くはない。それでも、いつかは1軍の舞台で投げる日が来ると信じて2軍戦のマウンドで腕を振り続けている。「1軍で投げて初めてプロ野球選手。復帰させていただだきましたが、そういう意味ではまだスタートラインに立てていない」。過ちと向き合いながら結果を残し続けることで「恩返し」の気持ちを示していくしかない。(記者コラム・重光晋太郎)

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