【槙原寛己 視点】中4日の菅野 打者の手元でボール動かしペース配分意識

[ 2017年7月6日 09:03 ]

セ・リーグ   巨人5―0広島 ( 2017年7月5日    マツダ )

<広・巨>リーグ単独トップ8勝だ!力投する菅野
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 いかに球数を抑え、少しでも長いイニングを投げるか。それが中4日先発のテーマになる。私自身も現役時代にそうだったが、巨人・菅野も先頭打者を抑えることに腐心していた。

 2回には松山をフルカウントから見逃し三振。左打者の外角からストライクゾーンに入ってくるスライダーだったが、実はこのボールはリリースの放す位置さえ間違えなければ一番、ストライクを取りやすい。四球を出さないための最善の選択。小林とのバッテリーで「丁寧に」という意思統一がされていた。

 相手の岡田は5回まで毎回、先頭打者の出塁を許した。走者を背負えばどうしても力が入り、自然と球数も増える。菅野は5回の1度だけ。その回もギアを上げ、併殺打でしのいだ。6回82球。序盤から無理に三振を狙うことなく、打者の手元でボールを動かすなどペース配分を意識していた。

 首脳陣にとってエースの中4日は一つの「賭け」だったろう。結果は吉と出た。上昇のきっかけになる白星になったと思う。(スポニチ本紙評論家)

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