「世代最速」啓新の152キロ右腕・牧 ドラフト戦線急浮

[ 2017年7月6日 05:30 ]

最速152キロ右腕の啓新・牧
Photo By スポニチ

 5日、高校野球福井大会の抽選があり、今秋ドラフト候補の152キロ右腕・牧丈一郎投手(3年)を擁する啓新は、17日の2回戦で敦賀工―大野の勝者と対戦することが決まった。

 「世代最速の男」が最後の夏に懸ける意気込みを口にした。

 「チームのみんなと甲子園に出たい。春は活躍していないので力になって優勝したい」

 昨秋に147キロを計測したが右肘を痛め、年明けには左すねを疲労骨折。春季福井大会は創部6年目で初優勝を飾ったが、回復途上で先発は1試合だけで、もどかしさが残った。

 覚醒のときは5月下旬の練習試合・福知山成美戦で訪れた。「キャッチボールの段階から違うなと思っていました」と蓄積してきたパワーが一気にはじけ152キロをマーク。翌週の東邦戦でも計測した。「人生が変わりました。世代の高校生最速になったのも、うれしかったですね」。東海大甲府(山梨)で11度の甲子園出場がある大八木治監督(63)は「練習にまじめに取り組むし、いろんなものを吸収しようという貪欲さがある」と成長の理由を挙げる。

 名前の丈一郎は、ボクシングの元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎のファンだった両親が「丈夫で一番」という願いを込め付けてくれた。「名前は好きだし、かっこいいと思っています」。全国的には無名だが、本家に負けない“ストレート”で頂点を狙う。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2017年7月6日のニュース