オリックス・吉田一、ほぼ倍増3500万円でサイン 来年は60試合目標

[ 2016年12月7日 13:25 ]

 オリックス・吉田一将投手(27)が7日、ほっともっと神戸で契約更改交渉を行い、今季年俸1800万円から1700万円アップの3500万円(推定)でサイン。ほぼ倍増となる大幅アップに「しっかり評価していただいた」と笑顔を見せた。

 今季はセットアッパーとしてチーム2位タイの54試合に登板。5勝2敗1セーブ21ホールド、防御率2・66の成績を残した。「打たれて負けても、次の日には投げる機会があるかもしれない。気持ちの切り替えが大事だった」とシーズンを振り返る。来春キャンプでは先発、リリーフの両にらみでトレーニングを積むが「ケガなくやっていけば、今年以上の試合数は投げられる。中継ぎなら60試合を目指していきたい」と話した。

 駿太外野手(23)も契約更改を行い、今季年俸から500万円ダウンの2500万円(推定)でサイン。105試合の出場で打率・192に終わったシーズンを「いろいろ考えてシーズンに入るが、それが思うように行かない。毎年毎年、それが重なって腹が立つというか…そんなシーズンでした」と厳しい表情。糸井が国内FA権を行使して阪神へと移籍し、陽岱鋼(ヨウダイカン)の獲得にも失敗。外野手が手薄な状態となっているチーム事情だけに「打てばレギュラーを取れると思う」と強い気持ちで来季に臨む。

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2016年12月7日のニュース