オリ佐野 相撲部屋に体験入門へ「何かを変えなければダメ」

[ 2016年12月7日 05:30 ]

シャドーピッチングをする佐野
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 オリックス・佐野皓大投手(20)が6日、自主トレとして大相撲の尾車部屋に体験入門することを明かした。期間は未定ながら今月中に東京へ出向き、増量と柔軟性を会得して3年目の飛躍へつなげる考えだ。

 実家は大分県佐伯市で焼き肉店「炙楽(しゃらく)」を営業。母方のいとこの友人が同市出身の前頭2枚目の嘉風で、幼少時に来店したこともあった。体の柔軟性に乏しく1メートル82の長身ながら体重70キロと線も細いだけに自ら連絡を取って入門を直訴。「同じ練習で(力士と)同じ一日を過ごしたい」と意欲を見せた。

 来季から背番号が入団時の「12」から「64」へ変更。「悔しさはあります。来年が勝負。何かを変えなければダメ」。素質十分の男は激しい稽古に没頭し、自分を変える覚悟だ。  (桜井 克也)

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