雄星“先生” 夢への3カ条 故郷・岩手の被災中学生に授業

[ 2016年12月7日 05:30 ]

「JFAこころのプロジェクト 夢の教室」で大船渡の中学生とふれあう西武・菊池(中央)
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 西武・菊池雄星投手(25)が6日、日本サッカー協会と日本プロ野球選手会が協力して実施する「JFAこころのプロジェクト 夢教室」に先生役として参加。岩手県大船渡市の大船渡中の2年生児童24人を前に、夢を実現させるための授業を行った。

 雄星先生は、スーツ姿で現れた。東日本大震災で被災した同市の子供たちを前に「夢に大きい、小さいはない」と熱く語りかけた。自身の体験談を交えながら、夢実現に必要な3箇条を伝えた。

 (1)夢を宣言しよう 小学生の頃、水泳や器械体操など8つの習い事をしていた菊池は、中学に入ると、苦労をかけた両親に「プロ野球選手になって楽をさせる」と告げた。「明確な目標はあいまいな目標と比べて達成率は2倍になる」

 (2)夢を逆算しよう 花巻東(岩手)1年時に甲子園に出場し「ドラフト1位でプロ入り」を目標にした。体を大きくするために毎日、丼で10杯を食べ続けた。球速は年々アップし、3年夏には155キロを計測。6球団競合の末、ドラフト1位で西武に入団した。

 (3)夢を諦めるな 高校2年時にはストライクが入らなくなり、スランプに陥った。プロ1年目は故障に泣かされ1軍登板はゼロだった。「人生では失敗することの方が多い。そこでいかに踏ん張れるか」。7年目の今季は自己最多となる12勝を挙げた。

 菊池は最後に「中学3年間で大人になっても付き合える仲間ができる。みんなも好きなことを追いかけてほしい」とエールを送った。生徒たちの目は輝いていた。(川島 毅洋)

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