ヤク坂口 はい上がった!7000万円 どん底…オリ戦力外から1年

[ 2016年12月7日 05:30 ]

年俸の大幅アップに笑みを浮かべる坂口
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 ヤクルト・坂口が都内の球団事務所で契約更改に臨み、年俸3000万円から4000万円増の7000万円でサインした。昨オフにオリックスから戦力外通告を受け、引退も覚悟した1年後に大幅昇給。

 「ありがたい評価。感謝しています。一度はやめないといけないと思った時に勝負する場を与えてくれた」と穏やかな笑みを浮かべた。

 今季141試合、607打席はいずれもチームトップ。リードオフマンとして打率・295と打線をけん引した。右肘痛に加え、右太腿裏が肉離れ寸前と故障を抱えながらも試合に出続けた。小川淳司SDは「移籍1年目で本当に活躍してくれた。足、肘が良くない状態の中でも頑張ってくれた」とねぎらった。

 現在、近鉄出身のNPB所属選手は坂口とオリックスから今季途中に移籍して再び同僚となった近藤だけ。現役はマリナーズ・岩隈を含めて3人。「(近鉄で)プロ野球の世界に指名していただいた。ファンの思いがある。続けさせてもらう以上背負わないといけない。できるだけ(現役で)長くやっていきたい」と秘めた思いを口にした。

 交渉を終えた帰りに神宮球場沿いを歩いた。背番号「42」のユニホームを着たファンが増えたことに、「ありがたいよね。もっと良い選手がたくさんいるのに申し訳ない」と照れた。来季の目標は「拾われた身。まずは試合に出ることです」。どん底からはい上がった男のまっさらな気持ちは変わらない。 (平尾 類)

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