阪神・高山 掛布塾で再生だ!2軍一時合流で不振脱出のヒントを

[ 2016年6月22日 05:30 ]

休養日のこの日、笑顔で外出する高山

 掛布塾で再生だ!高山が、22日から実戦調整のためウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦(タマスタ筑後)に一時合流する。現地で指揮を執る掛布2軍監督は、不振にあえぐ大型新人の直接指導に乗り出す。

 開幕スタメンをつかみ、4月5日巨人戦の時点では打率・333まで上昇した高山だが、最近5試合では、4試合の出場で10打数1安打。18日のソフトバンク戦(甲子園)は2三振の後、第3打席で代打を送られ、打率・257まで下降した。内角攻めなどのプロの壁に、はね返され、その打棒は影を潜めている。V字回復のサポート役に名乗りを上げたのがミスタータイガースだった。

 「(安芸キャンプから高山は)変わったなあ。今は打つポイントが近い。彼なりの対応なんだろうけどな。アマ時代は相手投手のボールもあるから、うまく、さばけたんだろうが。プロはキレが違うだろうからね」

 今春の安芸キャンプではバットの握り方からスタンス幅、右膝の使い方まで一から技術指導を受けた。ランチ特打では、ウインドブレーカー姿で打席に入ろうとした際に「お客さん、見てるだろ!」と一喝された。ユニホーム姿を見せるファンサービスの重要性やプロとしての心構えも説かれた。その恩師に、もう一度、下地を作り直してもらう。

 高山は22、23日の同戦に参戦する見込み。22日の会場周辺は雨予報。掛布2軍監督は「室内でしっかり練習できるし。ゆっくり(高山と)話ができるだろうからね」と、あいにくの天候でも“恵みの雨”と前向きに捉える。チームは20日オリックス戦に勝利し球団初の交流戦最下位の危機を脱出。リーグ4位へ浮上した。高山は「交流戦をこういう形で終われたのは良いと思うんで。次、この勢いで、そのまま行きたい。その波に僕も乗っていけるようにしたいですね」と意気込みを新たにした。「超変革」を象徴する一人が掛布塾で出直し、24日からの首位・広島との3連戦(マツダ)のキーマンになる。 (湯澤 涼)

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