広島２位指名・横山が２安打完封　ＮＴＴ東日本８強入り

日本通運を完封したＮＴＴ東日本・横山

　社会人野球日本選手権第７日は５日、京セラドーム大阪で２回戦が行われ、今夏の都市対抗大会準優勝の大阪ガス（大阪）とＮＴＴ東日本（東京）が準々決勝へ進んだ。

　大阪ガスは先発全員の１５安打を放ち、７―２で初出場の永和商事ウイング（三重）に快勝した。ＮＴＴ東日本は広島からドラフト２位指名を受けた横山が２安打完封し、日本通運（埼玉）を２―０で退けた。

　横山がＮＴＴ東日本を４大会ぶりの８強に導いた。１４０キロを超える直球と１１０キロ前後のチェンジアップの組み合わせが絶妙で、６回途中まで無安打投球。広島から２位で指名された右腕は「入りからいつもの投球ができた」と涼しい顔だった。

　ただ、９回は四死球で一、二塁のピンチを招き「力んでバランスを崩してしまった」と反省。「日本一のためにやってきた。任された役割を全うしたい」と力を込めた。