金村コーチが藤浪にダル超え太鼓判「ボールはズバ抜けている」

[ 2015年11月5日 06:16 ]

練習前の円陣で藤浪(19)らナインにあいさつする金村投手コーチ(中央)

 来季は絶対的なエースとして金本監督から期待を寄せられている藤浪晋太郎投手(21)が新任の金村曉1軍投手コーチ(39)にダル超えの太鼓判を押された。4日から秋季キャンプに合流。将来的には日本ハム時代の同僚だったダルビッシュ(現米大リーグ・レンジャーズ)以上の投手へと成長する可能性を認められた。

 「あれ(ダルビッシュ)以上になれるでしょう。持っているボールはズバ抜けている。ひとつ言えば、球数が多いことで、もっと要領よく投げきる力を持っている」

 金村コーチは05~07年の3年間、日本ハムでダルビッシュと時間を過ごし、ともに先発ローテーションの一角を担う立場だった。15勝を挙げた高卒3年目の07年までの過程を間近で見てきたからこそ分かることがある。コーチとして猛虎復帰した今秋、藤浪もちょうど高卒3年目を終えた。比較論にも説得力が増した。『藤浪>ダルビッシュ』の根拠は2つ。(1)体の強さ(2)心の強さ、だ。

 「体の強さが一番。あとはピッチャーに必要な気持ちの強さ持っている。ダルビッシュも気持ちは強かった。途中で代えられたら“何で代えられるんだ”という表情を見せていた。先発投手なら“絶対に代えられたくない”という気持ちは必要だから」

 マウンド上で仁王立ちした後輩の勇姿を猛虎の背番号19に重ね合わせても、何の違和感もなかった。長身など単なる身体的特徴の類似だけでなく体の奥底にある投手としての芯の部分をたたえた。無限大の潜在能力はコーチとして初めて接した一日だけで十分感じた。

 「頭がいい。練習を見てても要領がいい。(ゴロ捕球でも)妥協してしまうところで、ガッといって1球で終わらせる。瞬発力もあるし、指導することはない」

 藤浪も大きな興味を寄せた。「シーズン中にもいろいろ聞いてみたい」。金村コーチから明かされるだろうダルビッシュ秘話はきっと成長の糧になる。(遠藤 礼)

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