ドジャース 新監督候補にOBのギブソン氏 今春に難病を公表

[ 2015年11月5日 09:52 ]

ダイヤモンドバックス監督時代のカーク・ギブソン氏 (AP)

 米複数メディアは4日、ドジャースが新監督候補としてカーク・ギブソン氏(58)と面談を行ったと伝えた。

 通算255本塁打と強打の外野手だったギブソン氏は1984年に27本塁打でタイガースのワールドチャンピオンに貢献。88年のドジャース時代には2個目の優勝リングを手にしたが、アスレチックスとのワールドシリーズ第1戦で放った代打逆転サヨナラ本塁打はメジャー史に残る名場面の一つで、ファンの語り草となっている。

 現役引退後は2010年途中からダイヤモンドバックスの代行監督となり、同年オフに正式監督に就任。11年は94勝68敗の好成績でチームを地区優勝に導き、最優秀監督賞を受賞したが、14年途中に成績不振を理由に解任された。

 今春には解説者としてFOXテレビと契約したが、直後に日本では難病に指定されているパーキンソン病であることを公表。放送席には座らず、治療に専念していたが、その甲斐もあってか体調は良好とのこと。そういった事情を考慮し、ドジャースもチームOBで、監督として実績のあるギブソン氏を新監督候補としたようだ。

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2015年11月5日のニュース