立浪氏、10月死去「球友」の願い 図書館寄贈プロジェクト開始

[ 2015年11月5日 05:47 ]

「PL学園最強世代 あるキャッチャーの人生を追って」

 元中日で野球評論家の立浪和義氏(46)が「PL学園最強世代 あるキャッチャーの人生を追って」(講談社刊 伊藤敬司・矢崎良一著)の図書館寄贈プロジェクトを開始した。

 立浪氏のPL学園の同期で、春夏甲子園連覇時の正捕手だった伊藤敬司氏(享年46)が今年10月8日、筋肉を動かす神経が侵され全身が動かなくなる難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)のために死去した。PL学園卒業後も青学大、JR東海でプレーした伊藤氏は8年前にALSを発症。同書は難病と闘いながら、医療・福祉問題に至るまでを目で文字盤を追いながら原稿にしたためたもの。立浪氏は「彼の願いをかなえたいと思った。若い方にも読んでいただき、ALSへの理解が広まり、患者の医療や福祉に役立つように頑張りたい」として伊藤氏の遺志を継ぎ、同書を全国の図書館などに寄贈する。

 中部盲導犬協会(殿塚猷一郎理事長)の協力を得て、地元・愛知県の教育委員会への寄贈をはじめ、全国の教育委員会に約1000冊寄贈する予定だという。著書の購入資金150万円を来年9月末まで公募する。

 寄付金に関する問い合わせは中部盲導犬協会=(電)052(661)3111=まで。

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