Honda二枚看板温存8強「第三の男」福田大が8回途中2失点

[ 2015年11月5日 05:30 ]

Hondaの福田大

スポニチ後援第41回社会人野球日本選手権第6日・2回戦 Honda3―2西濃運輸

(11月4日 京セラドーム)
 1、2回戦計3試合が行われた。Hondaは新人・福田大輔投手(22)が8回途中2失点と好投し、西濃運輸を下して8強一番乗り。日立製作所は9回に藤島翔太郎外野手(23)がサヨナラ犠飛を放ち、昨年準優勝のセガサミーに競り勝って準々決勝に進んだ。

 Hondaがプロ入りする2投手を温存しながら、長野(現巨人)を擁して準優勝した36回大会(09年)以来の8強入りを決めた。楽天からドラフト5位指名を受けた石橋、広島から6位指名された仲尾次の1失点リレーで競り勝った1回戦・パナソニック戦から中1日。出てきた「第三の男」は、白鴎大出の入社1年目・福田大だった。

 140キロ前半の直球にフォーク、カーブを織り交ぜて7回まで1安打投球。「前半から全力でいったので、バテちゃいました」と8回に2死満塁と初のピンチを迎え、東名に右前2点二塁打を浴びて交代した。それでも4安打2失点、9奪三振は十分な結果。長谷川寿監督は「疲れが見えた最後は課題だが、よく投げてくれた」と称え、チームにも「厳しい戦いをきっちり勝ち切れたことで成長できたと思う」と手応えを口にしていた。

 ▼西濃運輸・野田(西武ドラフト3位指名の左腕は6回途中1失点も、チームは敗退)打たせて取るピッチングができたので、まずまず。

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2015年11月5日のニュース