ロッテドラ3成田12球団一番乗り契約「何でも1番が好き」

[ 2015年11月5日 05:30 ]

ロッテのお菓子に囲まれ、人差し指を立てて「契約1号」を表す秋田商の成田

 ロッテからドラフト3位で指名された秋田商・成田の入団が決まった。秋田市内の同校で交渉し、契約金5000万円、年俸600万円で合意。ドラフト会議からわずか13日でのスピード契約となった。ドラフト指名された12球団全88選手(育成は除く)の中で一番乗りし「12球団で一番早い契約と聞いて凄くうれしかった」と喜んだ。

 「何でも1番が好き」という「みちのくのドクターK」は新人王獲得を宣言した上で「プロでは1軍でデビューも初勝利も全部一番最初になりたい」と貪欲だ。同校OBのヤクルト・石川と同じ左腕で1メートル70と小柄なところまでそっくり。「石川2世」は最速144キロの直球と縦に鋭く落ちるスライダーを武器にしている。今夏の甲子園では龍谷との2回戦で16三振を奪うなど、秋田商を80年ぶりの8強に導いた。

 U―18ワールドカップにも出場し、準優勝に貢献。日本代表でチームメートになり、楽天、ソフトバンク、中日からそれぞれ1位指名された関東第一・オコエ、県岐阜商・高橋、東海大相模・小笠原に挑戦状を叩きつけた。「高橋よりも小笠原よりも早く1軍で1勝を挙げる。オコエも対戦したら配球で打ち取る」。ロッテから1位指名を受けた仙台育英・平沢とはチームメートになるが「平沢がいくら試合に出ようが、僕が新人王を獲りたい」と言い切った。

 ロッテでは最も小兵の選手になるが「身長は関係ない。高校日本代表は準優勝に終わって悔しかったので、いつか侍ジャパンに入って世界一を目指したい」。小さな体に、デッカイ夢を抱えてプロの門を叩く。(重光 晋太郎)

続きを表示

「第101回(2019年)全国高校野球選手権」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2015年11月5日のニュース