谷繁、最初は固辞もスタンドと和田に促され胴上げ5回 下位低迷謝罪も

[ 2015年9月24日 22:40 ]

<中・神>本拠地での最後のプレーを終え、ファンの声援に応える谷繁兼任監督

セ・リーグ 中日4―2阪神

(9月24日 ナゴヤD)
 選手としてナゴヤドームでの最終戦となる阪神戦を終えた中日の谷繁元信兼任監督(44)が試合後、チームメートであり部下でもある選手たちの手で5回胴上げされた。

 「8番・捕手」で先発し、2回の1死一、三塁でカウント3ボールからの4球目を叩いて左前に先制タイムリー。代走・桂に後を譲り、その後は監督として采配に専念した。

 試合は4点リードから2点差に詰め寄られ、一打逆転という終盤のピンチも何とか切り抜けて逃げ切り勝ち。だが、笑顔は一切なく、引き続き行われたホーム最終戦セレモニーでは「ファンの皆様の期待に応えることができず、本当に申し訳ない思いと、監督として責任を感じています」と下位に低迷したシーズンへの謝罪で始まった。そして、監督に専念する来季に向けて「来年こそはファンの皆様の期待に応えられるよう、ドラゴンズは戦います。どうか来年も応援よろしくお願いします。今年一年ありがとうございました」とあいさつ。

 その後は、同じく今季限りで現役引退する和田一浩外野手(43)の胴上げの後、谷繁兼任監督も胴上げを促されたが、シーズンの低迷もあってか、首を何度も振って固辞。場内から地鳴りのような「谷繁コール」が絶え間なく続くと、両手を広げて制した。だが、結局は和田の後押しも手伝い、根負け。苦笑いしながら、いったんは引き上げかけた歩みを方向転換してマウンド付近へ戻ると、和田と同じ5回、最後は笑顔で宙に舞った。

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