谷繁兼任監督 ノムさん超えもタメ息…5位転落&先発駒不足

[ 2014年8月28日 05:30 ]

<中・D>5位に転落に渋い表情の谷繁兼任監督(左)ら首脳陣

セ・リーグ 中日1-8DeNA

(8月27日 ナゴヤD)
 中日が攻守に精彩なく連敗し、4月7日以来の5位に転落。借金も7に膨らんだ。

 今季2度目の先発に抜てきされた伊藤が、自らの失策や四球が絡んで3回4失点で降板。「自分がどういう投手を目指すのか、もう一度考えてほしい」。この試合で野村克也氏を抜き、捕手として2922試合出場の最多出場記録を打ち立てた谷繁兼任監督もタメ息をついた。

 さらに悲劇は重なる。浜田がこの日、「左肘内側側副じん帯損傷」と診断され、今季出場は絶望的となった。相次ぐ負傷者に、指揮官は「何人目ですかね、ケガ人は」と、ため息をついた。

 8月に入り、先発投手で勝ち星がついたのは山井と雄太の2人だけ。友利投手コーチは、伊藤のほかに、この日登板した武藤、小川ら中堅投手の名前を挙げ「チャンスを与えているんだから」と奮起を促した。

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2014年8月28日のニュース