沢村 今季2勝目 阪神を10K完封「0.5差と2.5差では違う」

[ 2014年8月28日 21:04 ]

<巨・神>5回、3者連続三振を奪った沢村はグラブを叩いて吠える

セ・リーグ 巨人4―0阪神

(8月28日 東京D)
 巨人の沢村が2位・阪神との直接対決で復活のきっかけをつかんだ。

 114球を投げ2桁10三振を奪い9回を2安打完封。藤浪に投げ勝ち昨年6月13日のオリックス戦(京セラD)以来となる441日ぶりの完封勝利を挙げた。

 「うれしいです。久しぶりの勝利でほっとしている」

 今季は右肩の故障で出遅れた。この日の勝利が7月6日の中日戦(東京D)以来、53日ぶりの今季2勝目だった。

 それでも「苦しかった」という4、6回に先頭打者を四球で歩かせた場面ではいずれも後続を3人で抑えた。

 重要な2位・阪神との直接対決での登板。「0.5差と2.5差では違う。勝って良かった」。不本意な成績ながら大一番での抜てきに応え、心地よさそうに汗をぬぐった。

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