岡本 木製バットでも◎!マルチ安打にスカウト高評価

[ 2014年8月28日 05:30 ]

<高校日本代表・近大>初回2死一塁、高校日本代表の岡本が左越えに適時二塁打を放つ

練習試合 高校日本代表6―3近大

(8月27日 近大付グラウンド)
 第10回U―18(18歳以下)アジア野球選手権(9月1~6日、バンコク)に出場する高校日本代表が27日、奈良県生駒市内で近大の1、2年生チームと練習試合を行い、6―3で勝利した。「4番・DH」でスタメン出場した智弁学園(奈良)の岡本和真内野手(3年)は、初回に左越え適時二塁打を放つなど2安打。プロ注目のスラッガーは、木製バットへの適応能力も見せた。

 岡本の見せ場はいきなり訪れた。1点を先制された直後の初回2死一塁。左投手の内角低めに食い込むスライダーを捉えた。打球は左翼手の頭上を越え、ワンバウンドでフェンスに達した。同点打に「1打席目に打てたことは自信にしたい。自分の一振りで流れを変えられるのが本当の4番」と胸を張った。

 金属と違い木製バットでは根元や先端部では打球は飛ばない。これまでも国際大会で日本の高校生が苦しむ場面が何度も見られた。それでも、高校通算73本塁打の主砲に不安はなかった。8回にも逆転劇を呼び込む中前打を放ち「(木製バットは)気にならない。中学の時から木を使っていたので」と言ってのけた。

 ネット裏にはヤクルトを除く11球団27人のスカウトが集結。阪神・池之上格スカウト課長は「全日本の中でも存在感を見せていた。木のバットも十分対応できている」と高い評価を口にした。岡本は「全員野球で優勝を目指す」と堂々と宣言した。

 ▽U―18アジア野球選手権 アジア野球連盟(BFA)主催の国際大会。94年にAAAアジア野球選手権の大会名で第1回大会が行われ、原則、隔年で開催される。日本は94、98、05、11年と4度の優勝。前回の11年は日本開催で、東海大甲府(山梨)の高橋周平(現中日)が主軸に座り、大会MVPに選出された。

 ◇練習試合 (27日 近大付グラウンド)
近 大
 100 200 000―3
 101 000 04X―6
高校日本代表
 (近)池田、巽、倉田、岡田―山野
 (高)高橋、小島、森田―栗原

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