星稜 16年ぶり3回戦進出!相手ミスに乗じて3回に勝ち越し

[ 2014年8月18日 14:46 ]

<鹿屋中央・星稜>1回表2死、一、三塁、星稜・佐竹は左前に先制適時打を放つ

第96回全国高校野球選手権大会2回戦 星稜4―1鹿屋中央

(8月18日 甲子園)
 第96回全国高校野球選手権大会第8日は18日、甲子園球場で2回戦4試合を行い、第3試合は星稜(石川)が鹿屋中央(鹿児島)を4―1で下し、16年ぶりの3回戦進出を果たした。

 星稜は1―1で迎えた3回、先頭の3番・谷川が右前安打で出塁。続く4番・村上の送りバントを処理した捕手が間に合わない二塁に送球して野選となり、さらにベースカバーに入っていた遊撃手の一塁への送球が悪送球となって一気に一塁走者の谷川が生還して勝ち越し。さらに1死一、二塁から7番・今村の左前適時打で1点を加え、2点をリードした。

 6回には、この回から登板した2番手・米沢の代わりバナを攻めて1死二塁とし、1番・福重の中前適時打で1点を加え、リードを3点に広げた。

 春夏通じて初出場だった鹿屋中央は、先制された直後の初回、2死二塁から4番・木原の右前適時打で同点としたが、先発した左腕エースの七島が5回で9安打され3失点。2番手・米沢も登板した6回に1点を失い、リズムに乗れず。

 9回には3番手・福重をとらえて1死二、三塁としたが、ここで4番手として左翼手からマウンドに戻った先発投手の岩下に後続を断たれた。1回戦の市和歌山(和歌山)戦では延長12回の末2―1でサヨナラ勝ちを収め、大隅半島のチームとして夏の初勝利となる鹿児島県勢春夏通算90勝目をマークしていたが、91勝目はならなかった。

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