巨人・山口 誤算3失点 原監督「うちのパターンで…」

[ 2014年8月18日 05:30 ]

<広・巨>8回2死一、三塁、堂林に勝ち越し適時打を浴びる山口

セ・リーグ 巨人4-5広島

(8月17日 マツダ)
 巨人が逆転負けで連敗を喫した。先発ローテーションの谷間を継投でしのぎ、8回、勝ちパターンの山口につないだ。しかし、左腕は2点のリードを守れず、原監督の表情も曇った。

 「うちの(勝ち)パターンの中でこういう結果になったということ」

 山口は好けん制で2死無走者としたが、安打と死球でピンチを招いた後に3連打を浴びてKO。「すみません。(状態は)普段と変わらなかった」と肩を落とした。被安打はすべて速球だ。捕手の実松は「配球を読まれたかな」と反省した。

 打線は前回対戦の8月3日(東京ドーム)に7回2失点と好投を許した福井を攻略。2回に4月2日のDeNA戦(横浜)以来の5連打で3点を先制した。ただ、阿部が5打数無安打では攻勢を強められなかった。指揮官は「4番打者が1本打っておけば、違った方向に行くのだろうが、きょうは守り切れなかった」。2位阪神、3位広島との6連戦を3勝3敗で終え、首位固めとはいかなかった。

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2014年8月18日のニュース