セ・リーグ得失点に不思議な現象…巨人、阪神は失点上回るのに貯金

[ 2014年8月18日 14:40 ]

失点が得点を上回りながら首位に立つ巨人・原監督

 攻撃ではより多くの点を、守備ではより失点を少なく。そうすれば自ずと勝ち星は増えていくのが常である。だが、今季のセ・リーグでは不思議な現象が起きている。

 8月17日時点で1位の巨人は56勝46敗。10個の貯金を積み重ねているが、414得点に対し427失点と得失点差では「-13」。2位の阪神も貯金7ながら464得点、477失点で、巨人と同じく失点が得点を13上回る。3位の広島になってやっと貯金4に対し472得点、440失点と、初めて得点が失点を上回る。

 借金1を抱える4位の中日の得失点差は「+8」だが、5位・DeNA、6位・ヤクルトともに失点が得点を上回る。交流戦の結果パ・リーグの得点がセ・リーグの得点を58点上回っているため、得失点差で借金を背負うチームが多いことに不思議はないが、巨人は交流戦を制し、セ・リーグのみの勝敗でも貯金があるにも関わらず失点が得点を上回る結果となっている。

 過去優勝チームの失点が得点を上回ったことはなく、得失点差が2リーグ制後最少となったのは2011年の中日が419得点、410失点だった時に「+9」。一方最大は2リーグ制1年目の1950年に松竹が記録した「+384」だ。

 各チーム残り30試合前後となりペナントレースも佳境となってきたが、優勝チームの失点が得点を上回るという「珍事」が起きるかどうかにも注目だ。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2014年8月18日のニュース