阪神 中田賢に背番「18」4年6億円提示 ソフトBと大差なし

[ 2013年11月18日 05:30 ]

中田賢(右)と話し合う阪神・中村GM

 中日からFA宣言した中田賢は名古屋市内のホテルで阪神と初交渉に臨み、4年6億円の提示を受けた。さらに現在、二神がつけているエースナンバーの背番号18と先発での起用方針も提示され「来てほしいとずっと伝えられて、その強い気持ちを感じた」と話した。

 15日に交渉したソフトバンクからは4年最大10億円の提示を受けた。ただ、出来高が大きなウエートを占め、年俸面での条件の違いは「ほとんどない。2球団とも想像以上の評価をしていただき、幸せなこと」と感謝。阪神の本拠地、甲子園については「敵として安打1本で追い込まれる雰囲気。味方としては、やりやすい球場」と語った。高級中華料理店で交渉した中村勝広GMは「日本一になりたい思いで、あなたの力を貸してくださいと伝えた」と話した。

 北九州市出身で地元のソフトバンク入りが決定的だが、阪神からも好オファー。さらにヤクルトとも交渉予定で、巨人も調査を進めている。年俸7000万円で人的、金銭ともに補償の必要がないCランクで人気殺到の通算61勝右腕は「いろいろ悩んでいくと思う」と熟慮する意向を示した。

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2013年11月18日のニュース