巨人 優勝マジック「13」に!“丸刈り”村田は5の1

[ 2012年9月8日 22:24 ]

ヤクルトに勝利してクライマックスシリーズ進出を決め、喜ぶ巨人ナイン。右はヤクルト・中村

 巨人が15安打で快勝。両リーグ一番乗りでクライマックスシリーズ(CS)進出を決め、優勝へのマジックナンバーも「13」となった。1回に阿部の2点二塁打と矢野の中前打で3点を先制。4、5回にも1点ずつ加えた。6回2失点のホールトンが11勝目を挙げ、終盤は継投で危なげなく逃げ切った。7日の試合で不振のため途中交代となった巨人の村田は、髪を短く刈り上げた姿で登場。「5番・三塁」でスタメンに名を連ね、5打数1安打だった。

【試合結果】

 初回、巨人は先頭の長野が四球と犠打で二進、長野が中前打で1死一、三塁とし阿部の左中間二塁打で2点を先制。この一打で、リーグトップの打点を85とした。続く村田は10球粘った末に三塁ゴロに倒れた。だが、続く矢野が中前適時打を放ち3点目。

 その裏ヤクルトは雄平が四球、森岡が死球の無死一、二塁でバレンティンが右中間2塁打を放ち1点を返し、続くミレッジの右犠飛で1点差とした。

 2回はともに無得点。3回、巨人は先頭の阿部が右前打で出塁も、村田はキャッチャーへのファウルフライに倒れる。続く矢野は右前打、さらに二死から実松が四球を選び満塁としたが、追加点ならず。

 その裏、ヤクルトの攻撃中に雷雨で試合は中断していたが、19時16分に中断。19時59分に再開した。

 4回、巨人は長野が安打と犠打で二進し、坂本の左中間2塁打で加点。阿部は中飛に倒れ、村田も一ゴロに倒れた。

 5回、先頭の矢野の左翼線の当たりが外野フェンスの下に挟まり二塁打に。2死後、ホールトンが中前適時打を放ち加点した。

 6回からヤクルトは村中に代わり松井光がマウンドに。前回まで2試合連続で完封していた村中だが、5回5失点で降板となった。

 この回巨人は村田、矢野が安打で出塁も無得点。その裏、ヤクルトも田中の安打などで2死一、二塁とするが、代打・宮出は三振に倒れた。

 その後、ともに得点なく5-2で試合終了。巨人はは連勝で12球団トップでCS出場が確定。優勝マジックも「13」となった。

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