広島 10試合ぶり3得点 マエケン完封 ハーラートップ13勝目

[ 2012年9月8日 17:00 ]

DeNAに勝利し、ポーズをとる広島・梵(左)と前田健

セ・リーグ 広島3―0DeNA

(9月8日 マツダ)
 広島が中盤に入れた3点を守り、DeNAを一蹴した。

 4回に暴投で先制した広島は続く5回に梵の右翼線2点二塁打で追加点を入れ、DeNAの戦意をくじいた。先発前田健は本調子ではなかったものの、7安打8三振で完封。ハーラートップの13勝目を挙げ、チームは3位をキープした。広島の3得点は8月27日のヤクルト戦以来、10試合ぶり。前田健は、ノーヒットノーランを達成した4月以来の9回のマウンドで「緊張したが、何とか抑えられてよかった。久しぶりですっきりしている。チームの流れが悪かったので何とか自分で、と思っていた」と3連敗阻止に胸を張った。

 DeNAは序盤に好機をつくりながら決定打が出ず、プロ3試合目の先発の王溢正を援護できず、こらえきれなくなった王が失点し、連勝はならなかった。

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2012年9月8日のニュース