足だけじゃない 打でも魅せた健大高崎「振り込みの成果出た」

[ 2012年3月30日 16:11 ]

<健大高崎―鳴門>2回表健大高崎2死一塁、打者生井のとき、秋山が二盗。二塁手杉本
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第84回選抜高校野球大会第8日 準々決勝 高崎健康福祉大高崎9―1鳴門

(3月30日 甲子園)
 1、2回戦で計12盗塁の高崎健康福祉大高崎が、この日も5盗塁と機動力を駆使して準決勝進出を決めた。「うちらしい、いつもの野球ができた。感慨深いです」と青柳監督も喜びいっぱいの様子。

 足だけじゃない。この日は、長坂の大会12号となる3ランなど5本の長打を含む15安打と「打」でも魅せた。オフの間に選手は1日3000スイングをこなしたといい、指揮官も「振り込みの成果が出たみたいですね。うれしいです」。

 4人の継投策で、エース三木の温存に成功。準決勝では“浪速のダルビッシュ”藤浪擁する大阪桐蔭と対戦する。「力の差が大きいですが、うちらしく思い切って臨みたい」と指揮官。初出場校の快進撃を終わらせるつもりはない。

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