朝日新聞が巨人に回答文 契約金報道「確かなもの」

[ 2012年3月30日 23:54 ]

 朝日新聞は30日、プロ野球巨人の新人契約金に関する報道をめぐり同球団から送られた抗議書に対し「取材で得た詳細な内容や、複数の関係者の証言にもとづき、記事化した確かなもの」などとする回答文を送付した。

 朝日新聞は25日付朝刊で、巨人が2004年に東京国税局から、新人契約金の会計処理を見直すよう指導を受けていたと報じた。巨人はこれに対し「会計処理は自発的に見直し、税務当局にも容認された。当球団をおとしめるための悪意ある記事」との抗議書を送り、謝罪と訂正を求めていた。

 朝日新聞は回答文で「国税当局が指導したことは事実」などと正当性を主張。巨人は30日に「正面から答えていないなど、問題のすり替えと強弁に満ちた不誠実なもの」とのコメントを発表し、同紙の回答を非難した。

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2012年3月30日のニュース