快足コンビに脱帽…鳴門・森脇監督「1、2番は速かった」

[ 2012年3月30日 16:39 ]

<健大高崎―鳴門>5回表健大高崎無死一塁、打者長坂のとき、中山が二盗。投手小林

第84回選抜高校野球大会第9日 準々決勝 鳴門1―9高崎健康福祉大高崎

(3月30日 甲子園)
 2戦連続の延長サヨナラ勝利と勢いをつけて準々決勝に臨んだ鳴門だったが、強打の健大高崎の前に見せ場をつくれなかった。

 初回、死球で出した先頭打者に盗塁を許すと、続く送りバントでは野選。1、2回戦で計11盗塁という相手の「足」を意識するあまり守備がほころび、あっという間に2点を先制された。「警戒というか…。相手の足を意識しすぎてしまった」と悔しげな森脇監督。「とにかく1、2番の足が速かった」と、相手チームの竹内、中山の“快足コンビ”に脱帽するしかなかった。

 「相手の集中打も素晴らしかったが、うちの選手もよくやってくれた」と最後は選手をねぎらった指揮官。“ミラクル鳴門”の鮮烈な印象を残して、甲子園を後にした。

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