「真弓じゃイカン」罵声浴びた阪神オーナー 指揮官に全力指令

[ 2011年10月4日 14:36 ]

 阪神・坂井信也オーナー(63)が3日、CS圏から後退する一方の真弓明信監督(58)に残り20試合の奮起をうながした。来季続投を明言している同オーナーだが、惨敗した2日の中日戦後に「いつまでやらせるんや」とヤジられている。

 借金6。3位巨人からも5・5差離された4位。4日にも自力CS進出の可能性が消滅する厳しい現実に、坂井オーナーはシーズン最終戦までのファイティングポーズを、真弓監督に求めた。

 「残り20試合、勝ってほしいと思っている。まだ終わったわけではない。非常に厳しい状況はわかっているし、ファンの声が厳しくなっているのもわかっている」

 あらためて「勝利」が必要、と願った。惨敗した2日の中日戦後に「真弓じゃイカン」「いつまでやらせるつもりや」とヤジられた。球団トップが罵声を浴びるのは異例中の異例。ファンの不満が極限に達していることを、直接感じた。

 既定路線である来季続投を批判されたわけだが、この日もあらためて「私の頭の中で考えていることはあるけども、シーズン中に言えることはない」とぶれることはなかった。しかし現状を憂いているのも事実。「ファンの声はもちろん大事ですから。多くの方が悔しがっている。私もファンの一人であり、悔しい。重々承知しています」。だからこそ、甲子園の満員のスタンドをがっかりさせるなと言いたかった。

 「信頼というか、2年契約の中で(来季への準備を)やっていること。まだシーズンを戦っている中で私がどうこう言えない。シーズンが終わった後に反省して、打つ手を打ちたい」

 スポニチの取材にこう答えた坂井オーナー。それらの言葉から直接的に伝わるのは、真弓監督への信頼は順位が確定後に判断されるということ。4日から始まる13連戦の戦いぶりしだいでは、またファンの不支持がさらに高まるようであれば、真弓体制そのものの存在も危ういということか。残り20試合。大事な戦いになる。

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