阿部 弾丸3号&好リード!攻守で“引っ張った”

[ 2011年6月20日 06:00 ]

<巨・西>6回、牧田から2ランを放つ阿部

プロ野球 交流戦 巨人10―1西武

(6月19日 東京D)
 6回無死一塁。巨人・阿部が牧田の127キロ外角直球を振り抜いた。火が出るような弾丸ライナーで右翼席に飛び込む、5月18日の楽天戦(Kスタ宮城)以来、22試合ぶりの3号2ラン。笑顔でダイヤモンドを回った。

 「引っ張れるボールを待ってました。うまく打てたと思います」

 プロ通算10年で248本塁打の阿部も、統一球の影響で不振が続いた。きっかけを求め、6月に入り古城、横浜・スレッジ、03年まで横浜やロッテに所属したロバート・ローズの3モデルのバットを用意。自身のものを加えた「四刀流」で試合に臨んでいる。6回の一発は先端がくり抜かれ、ミートポイントが広いスレッジモデル。「芯だった」と狙い通り。「今は落ちるところまで落ちてる。試行錯誤しながらやっていくしかない」と前だけを見据えた。

 捕手でも中大の後輩・沢村を巧みにリードした。ピンチではマウンドに駆け寄り声もかけた。ともに上がったお立ち台。「沢村のときは僕も含めて打線が打てていなかった。打ててうれしい。かわいい後輩なので巨人の柱になってほしい。皆さん応援してください」とファンに頭を下げた。

 打線は50試合目で初の2桁得点。50試合以上消化して記録するのは91年の79試合以来、20年ぶりだ。今季4得点が最多だった本拠地で、ついに強力打線がお目覚め。原監督も「打つべき人が打てばこういう結果になる。便秘気味の人はスカッとした形で次につなげられる」と手放しに喜んだ。この日は父の日。「全国のお父さんに“お疲れさま”と言っておいて」と気遣いも忘れなかった阿部。24日の阪神戦(甲子園)から再開するリーグ戦に向け弾みをつけた。

 ▼巨人・亀井(7回に中前適時打を放つなど2安打で中大の後輩・沢村を援護)ボールに対して素直にバットが出ている。4回の送りバント失敗を反省したい。

 ▼巨人・ラミレス(4回2死二塁で内角の難しいコースの直球を中前適時打)うまく打てた。沢村を援護できてよかった。

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