沢村 ヤンキース入りよりも上回った東京ドームへの思い

[ 2011年6月20日 08:33 ]

<巨・西>7回無失点で東京ドーム初勝利を挙げた沢村

プロ野球 交流戦 巨人10―1西武

(6月19日 東京D)
 巨人の沢村拓一投手(23)が今季3勝目を挙げた。

 大学4年秋。進路選択でヤンキースからメジャー契約の話も来たが、東京ドームの大観衆の前でプレーしたい気持ちが上回った。「ジャイアンツは4万人以上が入る。1年やればお客さんがいるのは当たり前になってくるけど、実はそうではない。お客さんがお金を払ってでも見に来てくれる投手になりたい」。

 特別な本拠マウンドで4試合登板もチームは全敗。赤や黄色など3種類のグラブを使い分けていたが、中大4年から使っていた濃紺のグラブで念願の本拠地初白星をつかんだ。

 だが、沢村が満足感に浸ったのは一瞬だった。2連勝もまだ借金4。「今までチームに迷惑をかけた分、この1勝を機にファンの前で良い投球ができるように頑張りたい」。試合終了から1時間後。真一文字に口を結んで球場を後にした表情は決意に満ちていた。

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