浦添商・佐村トラヴィス幹久“魅惑”の11球

[ 2011年6月20日 06:00 ]

<浦添商・久米島>9回をパーフェクトに抑えた浦添商の佐村トラヴィス幹久

沖縄大会1回戦 浦添商6―0久米島

(6月19日 沖縄セルラー)
 第93回全国高校野球選手権大会(8月6日から15日間、甲子園)の地方大会は19日、沖縄で1回戦8試合が行われた。シード校の浦添商はプロ注目の右腕、佐村トラヴィス幹久(3年)が9回から登板。最速144キロで2三振を奪うなど、1イニングを3者凡退に抑えた。

 噂の右腕がベールを脱いだ。佐村が圧巻の投球で試合を締めた。米国人の父を持つプロ注目の右腕は「緊張したけど楽しめた」。わずか11球だったが、観客を魅了するには十分だった。

 宮良高雅監督が「高校生にはなかなか打てない」とうなる直球が最大の武器だ。自己最速タイの144キロを2度マークし、フォークも交え2三振を奪った。ネット裏では日米12球団のスカウトがチェックし、広島・田村恵スカウトは「直球に角度がある。素晴らしい素材」と高評価した。

 1メートル91の身長は「まだ伸びている」と佐村。成長痛が原因で昨秋以降は公式戦から遠ざかり、背番号は16だが「甲子園で背番号1を狙う。将来的にはプロに行きたい」と言い切った。この夏、全国区に名乗りを上げる。

 ◆佐村トラヴィス幹久(さむら・とらう゛ぃす・みきひさ)1993年(平5)10月9日、沖縄県宜野湾市生まれの17歳。普天間小6年で軟式野球を始める。普天間中3年から投手に転向。浦添商では2年夏からベンチ入り。バスケットボール、テニス、サッカーも得意。1メートル91、81キロ。右投げ右打ち。

 <南部商 比嘉哲ランニング弾>【南部商7-2沖縄高専】南部商で3番を打つ比嘉哲が2安打3打点と打線をけん引した。6回1死一、二塁から右中間を破るランニングホームラン。1点差に迫られた直後の価値ある一撃に「公式戦で初めてのホームラン。気持ち良かった」と白い歯をこぼし、「家に飾りたい」とボールをバッグにしまった。

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