前田健でCS見えた!広島 敵地で9連勝

[ 2009年9月20日 06:00 ]

 【広島4―3阪神】見えてきた。最後の椅子。近づいた。クライマックス・シリーズ(CS)。前田健の投球がそうさせた。「粘ってしっかり投げられたと思います。ゲームを崩したくなかった。3発がすべてソロでよかった」。初回に2点のリードをもらったが、2、3回で3本のソロを浴びて一度は逆転を許した。だが大崩れせず、7回6安打3失点。自身は8勝目を手に入れ、チームはCS進出に向けて大きな1勝を手に入れた。

  2回は金本に、3回には浅井、鳥谷にいずれもソロを喫したが4回以降、立ち直った。再び打線がリードを奪い返した直後の7回は3者連続三振。バットを持っても2安打を放った。「みんなにナイスバッティングと言われました」
 心が強い。阪神ファンに埋め尽くされた甲子園。そんな観客席を見回して「360度から自分のことを応援してくれている」と思えるだけのメンタル・タフネスを持っている。PL学園時代は高1夏、高3春にマウンドに登った甲子園。「大好きな場所」は前田健の味方だった。
 チームはこれでビジター9連勝。敵地にはめっぽう強い。2位・中日を逆転するのは事実上、不可能。3位に滑り込めば、CSはすべて相手本拠で戦うことになる。ブラウン監督は「(ビジター9連勝は)知らなかった」と笑う。風はカープに吹いている。マツダでは日本シリーズで戦えばいい。

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