イチローに脱帽…「リベラも人間さ」

[ 2009年9月20日 06:00 ]

 【ヤンキース2―3マリナーズ】ヤンキースの守護神リベラは打球の行方を見届けると、うつむきながらマウンドを降りた。07年4月15日のアスレチックス戦でスクタロに逆転サヨナラ2ランを浴びて以来、2年ぶりの屈辱。「もう少し厳しく内角をつきたかったけど…イチローほどの打者に甘い球を投げれば、ああいう結果になる」と淡々と振り返った。

  1点リードの9回。ハナハン、カープを連続三振に仕留め、通算1000奪三振を達成。この時点でヤ軍ベンチは勝利を確信していたに違いない。リベラはこの試合前まで自己最長の36回連続セーブ機会成功。最近の登板33試合では自責はわずか1で、この間の防御率は0・27だった。しかし、2死後、代打スウィーニーに初球を二塁打され、そしてイチローにも初球を打たれた。わずか2球の出来事だった。
 2死二塁で敬遠策という選択肢もあったが、ジラルディ監督は「足の速いイチローを出して、次の打者に二塁打を打たれたら逆転の生還を許してしまう」と説明した。地区優勝マジック10は変わらず。最後は「マリアノ(リベラ)も人間さ」と守護神をかばった。

 ≪松井秀も脱帽「イチローさんは凄い」≫松井はイチローの逆転サヨナラ弾に脱帽するしかなかった。「あの場面で、一振りで決めるイチローさんは凄いですね。リベラもたまには打たれることもある」。自身は、4回1死からイチローの頭上を越す右翼フェンス直撃の安打。「内角の甘い球ではなかったけど、いいスイングができた」と手応えを語ったが、サヨナラ負けには「チームにとって薬になればいい」と話した。

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