【日めくりプロ野球】今ではありえない?映画公開

[ 2009年2月12日 07:16 ]

 【64年2月12日】

 09年の巨人のスーパールーキー、大田泰示内野手が1年目に60本塁打を放っても、劇場公開映画は制作されないだろう。が、プロ野球も映画も国民の娯楽の主役だった昭和30年代、スター選手が躍動するシーンは球場だけでなく、映画館でも堪能できた。
 8日後に28歳の誕生日を迎える、巨人・長嶋茂雄三塁手の主演映画「ミスター・ジャイアンツ 勝利の旗」(東宝)が、キャンプ中盤にさしかかろうという2月12日から全国で公開。巨人が2年ぶりに日本一を勝ち取った1963年のシーズンを舞台に、MVPに輝いた長嶋の活躍とスターにしか分からない悩みと葛藤、それを取り巻く巨人ナイン、ファン、球団関係者らを描いた1時間28分の作品だった。

続きを表示

2009年2月12日のニュース