ダルうなる153キロ!K!K!K!

[ 2009年2月12日 06:00 ]

<練習試合 阪神・日本ハム>2回裏無死、今岡を空振り三振にしとめ、軽くガッツポーズが出たダルビッシュ

 【練習試合・日本ハム5―2阪神】ダルビッシュの剛速球がうなりを上げた。初回1死二塁、鳥谷に対する2球目だ。胸元をえぐったボールにスピードガンは153キロを計測した。

 「指にかかった球は150キロちょっと出ている感覚があった。立ち見も出るほどファンが入っていると気持ちも違うし、より実戦に近い状態で投げられた。指にかかっての真っすぐは本当に良かったし、思っていた以上の球が投げられました」
 WBC使用球を握っての今季初実戦は2回4安打1失点、3奪三振。しかし、結果より指先に残った感触に満足した。150キロ超は計7球で、この時期で自己最速154キロまであと1キロと迫った。初回2死の林威助、2回無死の今岡と、回をまたぎながら連続3球三振を奪うとガッツポーズまで飛び出した。2回1死一、三塁から岡崎の右ゴロで1点を失ったが、「1度もクイックの練習をしていなかったので(試したら)打たれてしまった」。でも、ここからが憎らしい。「きょう走者が出ると思ってなかったんですよね」。課題は代表合宿で消化すればいいのだ。
 雑音も気にならなかった。8日のシート打撃で審判から“15秒ルール”でボール宣告された。スタンドから「ヘイ、15秒」とヤジられる一幕もあったが、「それもファンの楽しみですから。でもきょうの僕は(時間を)巻きで行ったので早かった」と、ここでも余裕だった。
 6日の名護キャンプに続き、ネット裏で視察したWBC日本代表の山田投手コーチは「ホレボレする球を投げていた。この時期に150キロならば(1カ月後は)160キロを投げられるよ。本人も“あとは微調整”と言ってたが、この時期に“微調整”と言えるのは十分に(自信を)つかみかけているということ」と絶賛。試合途中で球場を“早退した”ダルビッシュは「いい練習になりましたよ」と終始笑顔。疲労のピークも抜け、ギアはまた一段上がっていた。

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2009年2月12日のニュース