球児 今はWBCに集中も「巨人に勝ちたい」

[ 2009年2月12日 16:42 ]

シート打撃に登板する阪神・藤川

 米大リーグへの思いは変わらない。それでも藤川は阪神残留を決めた理由をこう語った。「アスリートとしてはまだ見ぬところでやってみたい気持ちはある。人間・藤川としてはジャイアンツに勝ちたい」。昨季、巨人に13ゲーム差をひっくり返され、大逆転優勝を許した悔しさを忘れてはいない。

 同僚の岩田とともにワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表候補に選出され「責任のある仕事」ととらえる。「シーズンのことも考えて体力強化をしている」と言いながら「精神的な部分ではWBCしか考えていない」と並々ならぬ意欲で調整を続ける。
 オフは1カ月以上、米国で過ごした。自主トレ中からWBC使用球を使い、キャンプには米国のロージンバッグを持ち込んでいる。滑りやすいとされる球にも「大丈夫」と手応えを感じているようだ。
 大会を見据え、例年より早いペースで仕上げている。11日の日本ハムとの練習試合でマウンドに上がった。1回を投げて打者5人に対し、1安打1四球。やや精彩を欠いた。
 「もう回復している」と言うものの、8日に痛めたという右内転筋の影響もあって、直球は本来の伸びがなかった。ただ本人は「投げただけ。下半身も疲れていたし」と原因が分かっていただけに特に気にする様子はない。
 WBCに向けて意識することに「体調管理」を挙げた。日の丸を背負う戦いに向け、準備は最終段階に入ろうとしている。

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