竜の自力V消滅…泣き腫らした顔で去る小林

[ 2008年7月9日 22:59 ]

 【中2―3広】サヨナラ打を許した中日の小林が泣き腫らした顔で球場を去る。前夜の巨人に続き、中日の自力優勝の可能性も消滅した。

 打線は2度の併殺など拙攻を続けながらも、4回までに何とか2点を奪い先行。しかし2―1の8回、目を疑うようなプレーで同点とされた。
 2死三塁。嶋の力ないゴロは一、二塁間へ。球界を代表する二塁手の荒木が走りながらグラブを差し出す。しかし、白球はその中には収まらなかった。守り勝つ野球が身上の中日の守備がほころび、勢いづいた相手に勝機を譲った。
 投打とも精彩を欠き、敗戦が重なる負の連鎖が名手の手元まで狂わせたのか。敗軍の足取りは重く、荒木は険しい表情で無言のまま。落合監督は「自分たちで頭の中を整理してやるしかない」と、感情を押し殺して言った。

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